「ルイ・ジャド フレデリック・バルニエ氏 来日セミナー」に行ってきました♪ 2015年07月15日 |
先週、日本リカー様の主催で「ルイ・ジャド フレデリック・バルニエ氏 来日セミナー」がパレスホテル東京で開催されました。
フレデリック・バルニエさんは、2013年に最高醸造責任者に就任された方です。
冒頭でお話されてたのですが、ルイ・ジャドは「伝統的なネゴシアン」と評されることが多いそうです。でもそれは古いという意味ではなくて、伝統をリスペクトするということ。
考え方や手法は新しくしているのでご心配なく♪
だそうですw
またワイン造りでは、グラン・クリュだけを特別扱いするのではなく、全て同じ造り方をしているそうですよ。
そうすることでテロワールの違いがワインに現れてくるとお話されていました。
ファシリテーターとして参加されていた大越ソムリエによると、ルイ・ジャドのワインはテロワールを素直に反映しているそうです。
ルイ・ジャドはブルゴーニュの北から南まで広く造っている生産者ですし、そういった意味ではテロワールやヴィンテージの特徴を知る指針にもなるわけですね♪
テイスティングは「サヴィニー・レ・ボーヌ 1er Cru ブラン クロ・デ・ゲット」の2013年、2012年、2011年と、「2012 ボーヌ 1er Cru オマージュ・オー・クリマ」の4種類。
始めの3つは同じワインの垂直テイスティング、ヴィンテージの違いがワインから感じてとれます。
最後の1つはブドウが良くできた年だけ造るボーヌ1er Cruのアッサンブラージュ。2009年にルイ・ジャド150周年を記念して造ったのが始まりだそうです。
お話をお聞きしながらテイスティングすると、ヴィンテージの違いやルイ・ジャドのワイン造りについて理解が深まります。
素晴らしいセミナーでした。
なおルイ・ジャドのワインは、オンラインストアでも一部取り扱いがありますので、是非ご覧くださいませ。